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お葬式から帰ったら塩を振る理由

お葬式から帰ったら塩を振る理由 お葬式では、帰る際にお清めの塩が配られることが多いですが、若い方の中には、いったいどんな意味があり、どんな使い方をしたらいいか分からないという方も多いでしょう。
まず意味については、穢れを落とすためのものということになります。
昔から神道では「死」は穢れたものという考え方があり、その穢れを落とすための行為として現在のお葬式でも続けられているということになるでしょう。
ただし穢れというのは、死をもたらした邪気に対することであり、故人の霊を祓うといった意味ではないということをよく知っておく必要があります。
お清めのやり方については、まず手を洗い(省略される場合もある)、玄関に入る前に行うことが重要になります。
玄関の中へ入った後に行ってしまうと穢れを家の中に入れてしまうことになるため、注意しましょう。
そして塩を振る際は、胸・背中・足元という順番で行い、最後に落ちている塩を足で踏むと終わりです。
また、お清め用のものは非食品なので、料理には使わないようにしましょう。

お葬式のよくある風習

お葬式のよくある風習 お葬式のよくある風習といえば、やはりお通夜と告別式を二日間にわたって執り行うことでしょう。
昔はご家族や故人の親しい友人たちが夜通し付き添い、別れを惜しむことが多かったです。
しかし現代は葬儀場でお通夜と告別式をするため、故人に夜通し付き添うという風習ではなくなりました。
また香典をお通夜で出すというのも一般的です。
そして翌日に告別式をしますが、地域によっては葬儀場から火葬場へ出棺する前に故人が使用していた茶碗を割るというものがあります。
他にもお焼香の前にお酒を回し飲みする別れの杯なども行われています。
こういった内容がお葬式のよくある風習と言えます。
お通夜や告別式が終わったあとには火葬をするのが一般的ではありますが、日本ではお葬式の前に火葬をするところもあるようです。
前火葬のことを知らずに参列すると故人の最後のお顔を見られない状態になってしまうこともあるので、事前に前火葬かどうか把握しておいたほうが良いかもしれません。